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サマーソニック2011レポート

サマーソニック2011レポート

都市型フェス+クソ暑くてなんだか日常の延長みたいで さほどテンションも変わらず、やる気なし。
 だって、知ってるバンド全然出てないしなんだかキッズ達のお祭り感にナナメ目線全開でしたというか。
会場についてそれらしき方向に進むに連れて、肌色面積多めチャンネ−沢山みかけ夏フェス感を徐々に実感。
よそ見しながら辿り着いたビーチステージから、ようやくフェスっぽさ出たわけですが、
海だ!ビーチだ!というより、砂まじ熱いし、靴とか砂まみれだし動きづらいし荷物置けないしで、
夏フェスの洗礼を浴びた気がします。

* yanokami


ステージから遠いんで楽しむのもそこそこにまもなく渋さ知らズも終わっちゃいましたが、
会場から人々が綺麗にハケたところで、最前にポジショニング。
30分後に始まるyanokamiを待機。
今年3月に富山でライブを見たし、偶然にもこの日にもまた見れることになってたんですが。
レイ・ハラカミ氏が突然亡くなってしまって…
故に特別な思いで見ました。
“終わりの季節”からスタートして、
こんな素敵な音楽をこんなビーチみたいなとこで、都会でフェスみたいなとこで見てる非現実感とか、
矢野顕子の語りかけるような歌とか。
楽しいのに、なんだか寂しくって泣いちゃいましたね。
ユザーンが登場して、本当に素敵な音を素敵な人達が奏でてて、幸せな時間でした。
最後に、くるりのバラの花のyanokami+ユザーンでやってくれたんですが、
本当に好きな曲だし、本当に素晴らしかった。
“最終バス乗り過ごしてもう君に会えない あんなに近づいたのに遠くなっていく”
という言葉がレイ・ハラカミさんへの気持ちみたいなものとシンクロしてしまって、涙が溢れるばかりでした。
日常が少しズレて、ジンジャエールってこんな味だったけって、普通の事をポツリと漏らすさまのリアリティ含め。


その後、適当な飯を食ったりキャンギャルを眺めて休憩。
飽きたのでバスでメッセ側に戻って会場一周りして、特になにもやってなかったんだけど、
john spancer blues explosionがちょうど始まったので、あー有名なやつや、と思いながら眺める
ふつーにダンサボーでかっこよかったです

* X JAPAN


記念に見ようと、メッセ側からスタジアム会場へ
バスの中で東京ハードコアの著名人などもいて、あーXってそうだったなーと背筋が伸びる思い。
スタジアムにつくと、既に演奏が始まっており、スタンド入り口まで既に超満員で埋まってる状態。
なんとかスタジアム3F席の通路の階段に座らせてもらい伝説のバンドのライブを初めて鑑賞する。
“X JAPAN”に対してのプロレス的、笑うといった視点はあったし、
破天荒な様は明らかに面白いけど、 曲が始まると、圧倒的なライブで観客はただ見つめたり、
熱心に歌ったりX JUMPをするばかりで、茶化す雰囲気はほとんど見受けられませんでした。
そんなに知らないであろう人も、その雰囲気に乗っかるし、
スタジアム3Fから眺める万単位の人間がX JUMPする様などは息を呑むばかり。
そして、破天荒さや面白さよりもこのライブの空気感の方が明らかに衝撃的だったのでした
>> BARKSさんの素敵なレポート http://www.barks.jp/news/?id=1000072431


* RED HOT CHILLI PEPPERS
嫁が10代の時からファンで今回の目当てはコレということで、
アリーナをグイグイとすすみ右スピーカー前あたりでなんとか顔見れるかんじで見れました。
20年以上活動してる世界有数のバンドを見れるのは大変貴重ということで、
なんだかとても良かったです。
知ってる曲も多いし、やっぱりクソタイトだし変な人達だしとてもかっこ良かったです。
新しいギターの人も見た目ジョンみたいだった気がする
あとやっぱりフリー がゴリラってかんじでウケました



* 少女時代


ロックフェスにKPOPがどうのこうの言う人もいましたが、全アクトの最後ということもあって、
とりあえず寄った人も多数いるかんじで、満員。
超遠くから眺める形に。モニターじゃないと顔は確認できないかんじで。
超ハシャイだけど、周りの無反応さにヤベーと思いましたが、
ナマで自己紹介MCが聞けたし、全員めちゃくちゃスタイル良かったのは確認できた。
ほんとはユナのスケール感の格の違いをこの目で確かめたかったんですが……
10分押し+途中PAトラブルで曲が止まったりハプニングもあったのにアンコールなしは残念でした。
geeとかohとか聞きたかったナー!



みたいなかんじでした クソ混んでてそこはほんとダルかったです
特派員:仮雄