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SQUIDS magazine休止のお知らせ

SQUIDS magazine休止のお知らせ

おつかれさまです

Wannabe’s Delightは楽しんで頂けてますでしょうか。

さて、SQUIDS magazineはこの記事をもって休止致します。


ドメイン、twitter,facebook,tumblr,soundcloud,bandcampアカウントは、
アーカイブとして必要ですので運用はせずに、まずは2年くらいは残しておこうと思っております。


さて、休止するにあたって、
休止に至る理由などを書いておきます。

まず初めに、
SQUIDS magazineは、
編集長がプレーヤーになった時点でその主旨はズレてました。

そして2つ目に、
編集長が引っ越した時点で、もう終わったのと同義でした。

 

その後で、
各位の活動を活発になり、多くの人に認知された時に、
SQUIDS、として括ることは非常にわかりやすく、発信しやすく、
また個人でブッキングをウケるほどの粒が揃ってなくても、
そういったライブ活動をする為にお互いを補完し合い、
大きなイベントへ挑戦出来る、非常に有用な括りでありましたので、
本来の大義は失われつつ、模索しながらも、
運用を続けて参りました。

そして、各位の活動の情報をバックアップしていくのが、
主な役割ともなりましたが、
各位の活動が活発になるにつれ、
SQUIDSの当初の意図などからは離れているものの扱いなど、
バックアップとSQUIDSとしての取捨選択のコントロールが非常に難しいな、
という思いも兼ねてよりありました

しかしながら、AMAZONというイベントを成功させる為において、
ベクトルを合わせて全力でバックアップしていく、
ということも必要となり、それに尽力し、結果、イベントは成功することができました。

と同時に、イベントの為に加速した各位のソロ活動の勢いや、
各位がソロでステージに臨んでも、多くのお客様に受け入れられたことを考えると、
もはや各位のバックアップの不要さ、各位の活動のベクトルというのも見えたようにも思え、
改めて、SQUIDSとしての役割の一つは果たしたのだと感じました。
そして、SQUIDSとして無理やりまとめたりするのはそろそろ足枷にも成り得ますし、
各位がそれぞれのヤリ方、ベクトルで動いて行くべきだと感じました。

 

話は前後しますが、
そもそものSQUIDSの発端というもの自体が、

田舎ではまだまだ人はバラバラで、情報格差も大きいままです。

個人で何かを発信する時のネットワークは非常に限定的なものであるように思いますし、
なにより一人でネットサービスを使いこなすには手間がかかったりします。

簡単で、伝わりやすいフォーマットで、情報が集約されていれば、
誰かに面白いものが届く助けになるかもしれない、
そこから何か交流が生まれ、また新しいものが生まれたら
SQUIDS magazineオープン

 

というものでありましたので、
今やこれだけSNSが浸透し、各位が影響力を持ったことを考えると本当に出る幕がないです。

まして、ラップをする集団であるとか、ライブをするとか、
目立とうとか、有名になろうとか、お金を稼ごう、であるとかは全くの本意ではないですし、
あるいは、クローズド化してもある程度の数のリスナーが顕在化してきた、今の状態で満足出来うる状況ともなっている昨今、
限定的なネットワークから脱する為の試みであったはずのSQUIDSが、
今後ますますそういった活動、役割を期待されるようにもなりつつあるのでは、という危惧もありました。

それとはまた別に、そしてこれは引っ越さなければならなかった理由でもありますが、
発信したい人をバックアップする、やり方、前例を提示するなどの役割においては、
それらを示してから、あまりにも時間が経ちすぎているのですし、
届く範囲がやはりより限定的になりすぎている(結局あまりターゲットである地域や外部に認識が広がっていっていないように思えますし)

など、
多くの理由を考えるに、SQUIDSといった大義での活動は、
AMAZONという集大成を完成させることで、すべて役目を、それも願っても居ない素晴らしい結果を伴って、終えることが出来た、
と思うのでした。


だいたいそんな感じでしょうかネ。

まぁあとは、各位の動きを、それぞれが発信し、それぞれを好き勝手に追ってくれればいいのですし、
そもそもSQUIDSという括りがなくなったところで、
もともとバラバラに活動していて、要所要所で一緒にやってたのを、
うまくまとめて提示していただけですので(それはそういう作戦で)、
普通に共作や共演だとか、そういうのはいくらでもあるかと思います。


というわけで、

応援して頂いて、本当にありがとうございました。

本当に短い間に、様々な、大きな出来事に巻き込んで頂いたり、
話題にしていただけたり、本当に素晴らしい経験が出来ました。

しかし引き続き、インターネットや生活において、常に新しい事が起き続けるのですし、
それらを楽しんでいきましょう。

そしてSQUIDSで残せた成果やメッセージが誰かにとって励みとなりますように。


2014.04.03
SQUIDS magazine 編集長 CARIOS